Eric Clapton / LIVE at BUDOKAN 2019【ライヴレポ その1】

この記事では Eric Clapton / LIVE at BUDOKAN 2019 の開演前までの様子について記しています。セットリストや演奏の所感についてはEric Clapton / LIVE at BUDOKAN 2019【ライヴレポ その2】をご覧ください。なお、撮影禁止のため、会場内での写真はありません。あしからずご理解ください。

「最後」のクラプトン?

2019年4月13日~20日にかけて、 エリック・クラプトンの通算22回目となる来日公演「黒澤楽器店 MARTIN GUITARS Presents ERIC CLAPTON LIVE at BUDOKAN 2019」が行われました。

あちこちで「平成最後のクラプトン」と銘打たれていましたが、2014年のアンカット誌のインタビューで、クラプトンは「移動が辛くなってきたんだ。どこに行くにも長い時間がかかるから近寄りがたいし、とにかく厳しいよ。(中略) 他にもやりたいことは山ほどあるし、引退も考えているんだ。来年には70歳だからね」と語っており、それから5年も経った現在、平成最後というよりも本当に最後の来日公演となりかねません。

到着直後(12:00頃)の会場前の様子。開演5時間前。

貴重な機会であることは疑いもありませんので、私も4月20日の公演に参戦してきました。今回の来日公演は4月13日, 15日, 17日, 18日, 20日の5daysです。御年74歳のクラプトンには1週間で5公演は少しハードでは?という感もありましたが。

愛媛県松山市から夜行バスに12時間揺られ、あたかも「水曜どうでしょう」の日本全国サイコロの旅のようでしたが、伝説のアーティストの演奏が聴けるという興奮で疲れを忘れたものか、元気な状態で日本武道館へ到着しました。

開場前 / グッズ販売

会場には12時頃に到着。開演は17時ですが、グッズ販売が14時からであることを見越して、早めに行ってみました。会場前にはグッズ販売のブースが設営され、スタッフの方々が販売開始に向けて準備に励んでいます。

販売開始前のブースの様子。魅力的なグッズが揃っている。

グッズ販売開始の2時間前に到着したにも関わらず、既に待機列ができていました。その行列を見て「もう100人ぐらいいる」と驚きましたが、並んでいるうちに続々と人が増え、販売開始の14時頃にはどこまで続いているのか見えないほどの大行列に。

グッズ購入を終えた後に振り返る。末尾が見えない大行列。
売り場では係員が懸命に誘導していたが、混雑は避けられない。

ここまでの混雑になったのは、クラプトンの人気はもちろんのこと、ウドー音楽事務所のホームページで事前発表されていたグッズが実用的&センスが良いものが多く、単純に「欲しい!」と思った人が多いことにもよるでしょう。

購入したグッズ。サーモスボトル、キーホルダーなど。

早めに到着して並んだ甲斐もあり、私も目当てのグッズを購入できました。並んだことによって「これだけ待ったのだから、たくさん買った方がいいのでは」という心理的作用が働き、あれこれと買ってしまったことは否めませんが、それも醍醐味と考えて良しとします。サーモスボトルやトートバッグは日常的に使えますし、キーホルダーやピンバッジは思い出を長く留めてくれることでしょう、

MARTINのブース。今回限定のLITTLE MARTINなどが販売されている。
ガチャガチャ(ピンバッジ)のブース。開演前は比較的空いていた。

グッズ販売に関しては、MARTIN GUITARSのブースやピンバッジガチャのブースが別で設営されていました。MARTINが今回限定として販売しているLITTLE MARTIN LX1 Special-EC2019(¥118,000)には、ギタープレイヤーとして心が揺らぎましたが、言うほどクラプトンのシグネチャーモデル(OOO-28EC)と似ていないため思いとどまることができました。正直、通常のLITTLE MARTINにピックガードが付いた&少し色が違うだけに見えます。

もう少しシグネチャーモデルに似ていれば、購買意欲が湧いたかもしれない。

開場 / 会場内の様子

グッズを購入した後は、隣接した公園をうろつくなどして暇をつぶしつつ、開場(16時)を待ちました。同じく開場を待つファンの中には、販売されたパンフレットを読んでいる人も見受けられます。パンフレットにはクラプトンを含む今回のバンドメンバーの詳細なキャリアが記されていますので、ライヴを存分に楽しむためには良いツールでしょう。※今回参加のメンバーのキャリアについてはこちらをご参照ください。

中央左にはグッズ販売の行列が、右端には撮影禁止の看板が見える。
公園ではクラプトンのTシャツを着たり、バッグを抱えた人が多数見受けられた。

予定どおり16時に開場となったため、私も日本武道館に入りました。ステージにはメンバーの機材が配置されており、スタッフがチューニング等を行っています。双眼鏡で覗いたところ、クラプトンはメルセデスブルーのストラトキャスター、ドイル・ブラムホールⅡは左利きのセミアコースティックギター、ネイザン・イーストは5弦ベース、ソニー・エモリーはヤマハのドラムセットを使用することが見て取れます。

長くなってきたので、開演後についてはEric Clapton / LIVE at BUDOKAN 2019【ライヴレポ その2】に続きます。

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