初春の須崎ツーリング(2022-3-12)

須崎ツーリングMAP

春めいて、バイクに乗っていても心地よい気候になってきましたね。

3月12日(土)晴、ハンターカブで高知県の須崎市へツーリングしてきました。

<訪れたスポット>

①雪割桜(高知県須崎市桑田山)

②大谷の樟(高知県須崎市大谷)

③鳴無神社(高知県須崎市浦ノ内鳴無)

④道の駅 かわうその里すさき(高知県須崎市下分263-3)

須崎は初めて訪ねる土地、期待に胸が膨らみます。

スポット① 雪割桜

松山から国道379号を南下し、一路、高知へ。まずはシーズン真っただ中の「雪割桜」を目指します。

往路は120km程度とぼちぼちの距離でしたが、ハンターカブの乗り味を楽しんでいるうちに、すんなり着きました。

寒さの残る時期に咲くために「雪割桜」の名があるそうですが…この咲き誇りようを見れば納得。

普通の桜はまだまだ蕾の時期に、樹下に入れば空が見えないほどの爛漫。花の色はソメイヨシノに比べて濃い桃色で、形はボリュームがある。

写真を撮る人や、景色を見ながら食事する人で賑わっていました。時期も雰囲気も、一味違う花見が楽しめるスポットですね。

スポット② 大谷の樟(くすのき)

山間にある雪割桜を眺めた後は、海沿いの名所へ。四国最大の巨樹といわれる「大谷の樟」を訪問。

開けた場所にあるので遠目にも見えますが、初めは山か森にしか見えなかった。それぐらい大きい。

巨樹と呼ばれるものは各地で観ましたが、このクスノキは別格かも。龍がうねるような太い幹にはとてつもない歴史を感じるものの、青々とした葉には生命力が溢れんばかり。

幹には大人が入って見上げられるほどの樹洞があり、中には小さな社が設けられていました。

由緒正しいご神木でしょうが、堅苦しい雰囲気はなく、見ているとなぜか気分が和む。静かな田舎で悠々と葉を茂らせる姿に、自分の心のせかせかした部分が解きほぐされるかのようでした。

スポット③ 鳴無(おとなし)神社

浦ノ内湾の海岸沿いを走り続けて、次なる目的地「鳴無神社」へ。

海の近くに建つ神社はたまに見かけますが、参道が海に向かって伸びているのは珍しい。

参道が海へ向かって伸びているのは、昔は船で参拝していたからだとか。神額が海側にあることから、確かにこちらが正面だと分かります。

神社の目の前には、浦ノ内湾が穏やかに広がっています。訪れた際は参拝客がおらず、聴こえるのは波の音ばかりでした。

参道の珍しい風景に目を奪われがちですが、この社殿も1663年(寛文3年)の建築で国の重要文化財。素朴ながら品のいい造りの拝殿と、彩色が目に鮮やかな本殿のコントラストが印象的。

スポット④ 道の駅 かわうその里すさき

旅のしめくくりは、「道の駅 かわうその里すさき」でお土産を調達。観光客で賑わっており、ライダーの姿も多く見られました。

購入したカツオとウツボのたたきはどちらも美味。ひろめ市場などのより有名な観光地で買うよりも、値段はだいぶ安価かも。

生カツオが入荷する日もあるようなので(写真のタタキは解凍品)、再訪して買い求めてみたいと思いました。

今回の走行距離は247km、走行後の給油は3.81L入りました(燃費63.7km/L)。

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