Rainbow – Eyes of the World (紹介&和訳)

今回ご紹介するのは、レインボーの「Eyes of the World」です。

Eyes of the World (1979)

Eyes Of The World

歌詞 & 和訳

I see the innocent victims
Fighting to get to his door
No chain of events
Can shackle him down
He’s not there anymore
Evil moves, evil ways
With his back to the wall
Evil mind, looking down
Without seeing at all

You ain’t got a lot to say
Judging by the things you do
If only you could feel the tears and pain
In the eyes of the world

Dust to dust by the million
Broken dreams in the ground
Aching heart with the half dreams of hope
When their spirits are down
Evil takes, evil kills
With no shame or concern
Killing me, killing you
Watch the end of the burn

Maybe you don’t understand
We don’t need you anymore
If only you could see the tears and pain
In the eyes of the world

And in the name of religion
For the hate in our soul
For the blind and the sick in the heart
War has taken it’s toll
Evil moves, evil ways
With his back to the wall
Evil mind look at him down
Without seeing at all

Eyes of the world
Don’t wanna, don’t wanna cry no more
Eyes of the world
In the eyes

Eyes of the world
You ain’t got a lot to say
Eyes of the world
Why it have to be this way
Eyes of the world

Eyes of the world
We don’t need you anymore
Eyes of the world
If only you could feel the tears and pain
In the eyes of the world

罪なき犠牲者たちが
奴の城門に攻め入ろうとするのが見える
どんなことをしようとも
奴を縛り付けることはできない
もはやそこにはいないのだから
悪魔はうごめく、邪なやり方で
奴は壁を這いまわる
邪悪な心が見下ろしている
目など使うこともなく

多くを語る必要はない
やり方を見ればわかる
涙と痛みを感じられさえすれば
世界の真っただ中で

何千、何万という
地に落ち砕けた夢
希望を失くした心は痛む
彼らの魂が堕ちたとき
悪魔は襲いかかり、殺戮する
恥もためらいもなく
俺を、そしてお前を殺す
その燃え殻を見るがいい

おそらくお前には分かるまい
もはやお前に用はない
涙と痛みが見えさえすれば
世界の真っただ中で

信仰の名のもとに
魂の憎しみのために
何も見えず、心を病むがために
戦争に犠牲を捧げた
悪魔はうごめく、邪なやり方で
奴は壁を這いまわる
邪悪な心が見下ろしている
目など使うこともなく

世界の真っただ中
これ以上、涙を流したくはない
世界の真っただ中
真っただ中で

世界の真っただ中
多くを語る必要はない
世界の真っただ中
どうしてこんなことになったのか
世界の真っただ中

世界の真っただ中
もはやお前に用はない
世界の真っただ中
涙と痛みを感じられさえすれば
世界の真っただ中で

収録アルバム

『Down To Earth』1979年リリース
  1. All Night Long (Ritchie Blackmore, Roger Glover)
  2. Eyes of the World (Blackmore, Glover)
  3. No Time to Lose (Blackmore, Glover)
  4. Makin’ Love (Blackmore, Glover)
  5. Since You Been Gone (Russ Ballard)
  6. Love’s No Friend (Blackmore, Glover)
  7. Danger Zone (Blackmore, Glover)
  8. Lost in Hollywood (Blackmore, Glover, Cozy Powell)

ひとこと

「Eyes of the World」は、レインボーが1979年にリリースした第5作『Down To Earth』の収録曲です。以前に「Since You’ve Been Gone」を取り上げているため、同作からは2曲目の紹介となります。「Since You’ve Been Gone」を先に記事にしたのは同曲がレインボーの代表曲として名高いと思ったからですが、実は「Eyes of the World」 の方がイチオシの楽曲です。

『Down To Earth』制作時のレインボーは、 リッチー・ブラックモア(Gt.)、グラハム・ボネット(Vo.)、コージー・パウエル(Dr.)、ロジャー・グローヴァー(Ba.)、ドン・エイリー(Key.)の5名でした。この編成において特に注目すべきは、グラハム・ボネットがヴォーカルを務め、コージー・パウエルがドラムスを務めていることです。ボネットとパウエルはともにパワフルなパフォーマンスに定評があるアーティストであり、当時のレインボーはよりアクティヴな音楽性を志向したと言えるでしょう。

1980年当時のレインボー。 左からリッチー・ブラックモア、ロジャー・グローヴァー、ドン・エイリー、コージー・パウエル、グラハム・ボネット

特にグラハム・ボネットに関しては、その歌声の迫力は他に類を見ないものです。彼のパフォーマンスは、ポップな「Since You’ve Been Gone」をロックの名曲に昇華しましたが、そもそもは「Eyes of the World」のようなヘヴィな楽曲に特にマッチする声質でしょう。同曲における彼の激しい歌声は、まさに場を圧するといいましょうか…同じく渾身のパフォーマンスを披露している楽器隊もかすむほどの、強烈な印象を与えます。間違いなく「名演」といえるでしょう。

余談ですが、グラハム・ボネットの「気合一発!全身全霊!」といった趣の歌声を聴いていると、江戸時代の薩摩藩の剣術である「示現流」が想起されます。猿叫とも表現される掛け声をあげながら、乾坤一擲、一撃に全てを賭す武骨な剣術で、ときには相手の刀をへし折るような破壊力を見せたと言われます。グラハムの歌声は非常に剛直で、器用なヴォーカリストとは言えませんが、「Eyes of the World」 のようなピタリとはまる楽曲と合わせた際の迫力と魅力は凄まじいというわけです。ぜひ、ご一聴ください。

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