ポリプテルス飼育記 [その3]

ポリプテルス・デルヘッジがやって来てから、1ヶ月が経ちました。さしたるトラブルもなく順調に育ち、現在の姿形はこんな感じになっています。

食欲旺盛で、しっかりとした体つきに育っている

ちなみに、導入直後はこんな感じでした。まだ体色も青白いですね。

導入直後は体が細く、どじょうのようであった

写真を見ても分かるとおり、体長はおよそ1.5倍、太さは3倍近くになっています。 まさか1ヶ月でここまで育つとは…成長が早いとは聞いていましたが、予想を上回る成長速度です。

既に幼魚と呼ばれるべき次期を脱したのでしょう、その姿形からは迫力も感じられるほどに。 抵抗力のなさに因るものか、観賞魚は小さいうちに死んだりしやすいため、早々に成長してくれたことには安堵を覚えます。

体色は茶と緑の中間のような渋い色合いになっている

とはいえ、未だ外鰓(がいさい)はついていますので、成長の途上にはあるようですが。外鰓があるうちの見た目は、ウーパールーパーみたいで面白いですね。

外鰓について少し不思議だったのは、導入直後は片方の外鰓がもう一方に比べて著しく小さかったのですが、この1ヶ月の間にぐんぐん伸びて、現在は同じ大きさになっていることです。

これは何らかの理由で欠損していた外鰓が再生したものか、そもそも左右で時期をずらして伸びていくものなのかは定かではありませんが、あまりに劇的な変化であったため驚きました。

水替えのときに暴れて右側頭部がこすれたが、順調に治癒しつつある

この1ヶ月は特に具合が悪そうにしていることもなく、ポリプテルスという魚の丈夫さ&飼いやすさを感じました。ただし、あまり食が進んでいないと感じたときには、水槽半分程度の水替えをすると食欲が盛んになることが複数回ありました。観賞魚飼育の基本である「何かあったら水替えを」というのは確かだなと。

ポリプテルスは夜行性で、飼い主に対してすごく愛想がいい魚というわけではありません。しかし、悠々と泳いだり、水底でのんびりしたりしている姿には癒されますし、ガツガツと餌を食べる姿もかわいらしい。単体飼育ですので、今後も成育状況に注視しながら大事に育てたいと思います。

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